| 小さき春ミスミソウ咲く青葉山 | ||||||||||
| 2018.3.25. | ||||||||||
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手元の青春18切符を使って！と探しまくった。 JR4時間は長いな〜と思いながら、今ちょうどミスミソウが咲いている。決定！
青春の18切符ど真ん中
5:13 よくこの始発に乗ったな〜。途中から明るくなって、ランナーらしき女性たちと乗り合わせる。マラソン大会？
若狭側から若狭富士が見えるとのことなので、車窓から注視した。 窓越しに海に裾野を広げて鎮座している若狭富士が現れてくれた。見事！ 9:30 松尾寺駅の木造のかわいい駅舎から東へ舗装路を行く。線路をくぐり未舗装になり、また舗装車道をグングン登っていく。
松尾寺中腹に座し山笑ふ
10:10 松尾寺は真言宗。西国三十三ヶ所霊場第29番札所。本堂の彫刻はさすがに立派。 仁王門には仁王像は宝物殿の中、写真だけ置かれていた。境内の桜はまだ咲き始め、梅は満開。巡礼の白装束の方々がお参りしている。 参拝を済ませて、本堂と大師堂をつなぐ右の渡り廊下をくぐって登山口。近畿自然歩道を横切って杉林植林の道を登っていく。 石鳥居が壊れたままあり。大きなモミジにロープあり。視界が開け始めると左に舞鶴湾。
11:00 鉄のハシゴ登場。
11:30 青葉山西峰（692M）は西の権現神社の背後にポコッとさざれ石状の岩の上に。 登ってみると入り組んだ海岸線の青い内浦湾一望！右の付きだした半島にはあの高浜原発。 西の吐出している山は弥山山、その左奥が御嶽？そして養老山、三国岳、左奥に長老が岳？ 東に目を追うと、越前海岸のずっと彼方は白いおぼろげ白山？
ブナ林に囲まれての縦走。ミスミソウがたくさん。三角の葉っぱ三枚が特徴的。だから三角草。 今年は季節が駆け足で早いからちょうど良かった。でも想像以上！残雪は全くない。 泰澄大師が修行したという大師洞をくぐって、ミスミソウを追いかけながら登っていく。 雪の中からいち早く花を咲かせることから雪割草の異名を持つ。 めしべは黄緑色で変わらないけど、おしべがピンクだったり薄紫色だったり、日当たりの加減かな？ やはり清楚な真っ白いミスミソウは正統派かな？咲きかけの花の花びらはピンクっぽいし。 いろいろなミスミソウに出会えて超カンゲキ！
イカリソウやエンレイソウはポツポツ。青いヤマルリソウも。イワカガミは赤黒い葉っぱだけ。
岩稜帯はハシゴあり、ロープあり、親切。行場だからかな。
12:10 青葉山東峰（693M）。青葉神社が鎮座。アセビやタムシバの白い花が青空に映えて春本番！ かわいい馬の背を超えていく。眺望良し。 金毘羅大権現は南側が開けていて高浜町を見下ろせる。 13:10 木製の展望台から見下ろす高浜海岸が緩く弧を描き白い砂浜が美しい。 その向うに飯盛山、左隣は若狭駒ヶ岳、その右奥はぼんやり百里ヶ岳。いい感じ！
すぐ下の登山道脇には、白いミヤマカタバミの群落。うれしい予想外、スゴイ群落にビックリ！ また杉林に入り、途中高野ルートと別れて、鹿害フェンスをカラビナ開閉2回して登山口。 14:00 中山寺へ下って汗を流す。ふぅーと一息。舗装道を案内通り青郷駅へ。
何求め山に入りたる人の群れやがて緑に同化されてく
14:40 青郷駅から青葉山西峰と東峰の稜線が浮かんでいる。 若狭富士と呼ばれて注目の青葉山だけど、いろんな表情を見せてくれる山だった。感謝！ 東舞鶴駅周り、京都経由のJR。
途中下車して、草津近鉄でのmyお気に入りクラブハリエにてフルーツティーセット1274円。 フルーツいっぱいの紅茶で満たされて〜。
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| （2018.4.15.記） | ||||||||||
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