前日3日夜、大阪難波OCATからJR四国夜行バス。土曜日の夜は賑わっている。3台出ていた。
　予約の時、一番前しか空いていませんが…と言われたが、一番前右窓側1-Cがドライバーのすぐ後ろ前座席倒されなくて圧迫感がなくラッキー！5時間は眠れた感じ。

　翌早朝、真っ暗なJR松山駅に到着。待合室で朝食のランチパック。 1時間ほど時間をつぶすが、明るいコンビニあり、ランナーらしき人もいて、安心。
　7:00　受付まで歩きだすとランナーぞろぞろ。ゼッケン他もらって、着替え室へ。 着替え室は暖かいけど、やはり予定通りに3枚着てホカロン2個。
　栄養ゼリーを一つ持って。スタート前にはボランティアの女子高生がゴミを集めに来てくれた。細やかな心遣いがありがたい。

風花やここ南国の愛媛にも
　10:00スタート。晴れ。気温1℃。予想最高気温2℃。風速西風5m/s。
　スタート地点まで約9分かかった。いつもいい加減。「にゃお〜」と猫ひろしさん。
　繁華街を走ると、坊っちゃん列車が汽笛で応援。もうここでこの愛媛マラソンの暖かい雰囲気が伝わってきた。 お堀の外を回って街中からバイパスへ。1K6分ちょっとで走っていく。

北風やランナーの波うねりゆく
　街を抜けて右に瀬戸内海を見て、バイパス、トンネルへ。でも声援や私設エイドもずっと続く。途切れないことにビックリ！
　男子高生はトンネルの中で『栄光の架け橋』を声を張り上げて励ましてくれる。
　女子高生はこの寒空の中、手袋無しの給水お接待。
「落選した私の分まで頑張って！」との声援。後日確認すると3倍の抽選だったとか。へぇ〜ラッキー！だったんだ。
　後半になると向かい風の中、寒さのせいかおなかがチクチク痛い。もう少しもう少しと思いながら。

　16:30　着替えせず、そのままガタゴトの路面電車に乗り、参加賞の無料チケットで道後温泉へ。
　17:00　道後温泉本館は、温泉入浴施設としては唯一の国の重要文化財に指定されている共同浴場。1994年に国の重要文化財。 壮麗な三層楼の道後温泉本館の神の湯には、石造りの浴室に砥部焼の陶板画が飾られ、女湯の浴槽中央には道後温泉伝説の大国主命と小彦名命の像が立っている。 石鹸なく露天風呂もないけど、スーパー銭湯ではないほっこりした情緒がある。 私はこちらの方が好き！そう、あの山代温泉も良かったな。
　この道後温泉本館でランナーは少なかったので、ゆっくり地元の人たちとお話できた。こういうふれあいがまたいい。
「エッ？三重県から」と驚かれるけど、全都道府県から海外からも参加している。

冴返る天に半月オリオン座

　雪予報に躊躇したけど、温かいおもてなしいただき、行ってよかった！
　参加者10000人にボランティア4300人だったという。お遍路さんのお接待文化があるため？四国のマラソンはどこもいつも温かいお接待がある。
　ランネットでの評価92点は納得。海部川に続き2位。素晴らしい！
　5時間は切れなかったけど、もう少しだけ頑張れば5時間切れそう。来月の篠山も大丈夫！と思える有意義なマラソンだった。感謝！