17:30 前夜金曜日の名阪〜名古屋環状〜中央は避けたいと思い、名神八日市ICから中央を選んでみた。PAは多いので安心だったが、やはり恵那峡SAまで長かった。
21:00 でも安心して仮眠できる。熟睡zzz。
5:00 目覚ましで起き、中津川ICからR257を下呂方面へ。裏木曽渓谷口バス停を右折して乙女渓谷キャンプ場(885M)へ。こちらも長かった〜遠かった〜。
6:10 土曜日ながら、先客10台。駐車場料金500円支払い、二ノ谷コース・乙女渓谷の遊歩道を行く。朝の静かな渓谷は気持ちいい。鬱蒼としているが、見上げる空は明るい。木道の階段をガンガン登っていく。
和合の滝までは観光コースで木道整備されている。岩の上に頑張って根を張っている苔むした大木に生命力を感じる。
乙女渕、めんば渕(碧水湖)はエメラルドグリーンが透きとおっていてきれい。
声の泉、ねじれ滝、天狗岩と滝巡りは癒し〜。
和合の滝(1010M)は新緑がかぶさっていて、よくわからないけど。
先月まで通行止めだった避難小屋手前の落石現場を右に迂回して、小屋の左側へ行くように案内板あり。だんだん登山道らしくなっていく。
7:00 夫婦滝(1310M)はなかなか迫力ある。荘厳!
左の急登を行くと、夫婦滝の上に来て、簡単な渡渉をして子滝、孫滝。時々、青空が見え、陽が当たって気持ちいい!
7:30 鎧岩を左回りに一周回る。木と岩が一体化していて、岩から木が生えているみたい。そんなバリエーション豊かな岩と木の根っこ道が続く。
8:00 カモシカ渡り(1660M)も岩と木の根っこの直登10m位。最上部は直登岩登り。上から覗くとチョット高度感!
お目当てのシャクナゲがチョロチョロと登場しだした。ササのヤブ漕ぎも少しあり、兜岩が遠くに見えて、まもなく三ノ谷と合流した。二ノ谷禁止のトラロープあってくぐる。(1750M)
9:00 ここからはコメツガ林と岩の登山道。やがて展望が開け、ずっと遠方は白い白山!
巨大な岩が折り重なっている兜岩(1885M)を左に回り込むと、右手前の小秀山の向こう、まだ噴煙あげている御嶽山が大きく見えた。
裏木曽と呼ばれる阿寺山地の主峰・小秀山はデーンと大きい。
シャクナゲの花咲く高さ風の道
9:30 第一高原(小秀平・1912M)、第二高原(1905M)と、先ほどまでのうっそうとした渓谷とは真逆の開放感ある高原になり、だんだんシャクナゲも鮮やかになってくる。
サラサドウダンも鈴なりにいっぱい。いい時期にきた!
9:50 第三高原(1915M)からは新緑の濃淡の上、頂上の避難小屋が見える。コバイケイソウが緑の葉っぱを広げ咲き始めている。
木漏れ日の濃淡揺れてイワカガミ
足元には、イワカガミと白いミツバオウレン。うれしそうに咲いている。
オオシラビソを登りきると、避難小屋『秀峰舎』横にでた。避難小屋をチョット覗くととてもきれい。優雅に宿泊できるな。
10:00 小秀山(1981.68M)。目の前に御嶽山ドーン。噴煙あげているところは白く見える。もうすぐ3年。黙祷。
右側は中央アルプス、南アルプス連峰、後ろは恵那山。すぐ左は白い穂高連峰?白山も。
『オコジョ』は小秀山のマスコットと、岐阜県の絶滅危惧種との説明看板あり。
御嶽山にうっすらとかかる雲が切れてくれないかなと30分待っていたけど、ますます雲が重くなってきて、諦めて下山。10:30
緩やかな高原歩きを第三、第二、第一と。第三から第二はトラロープをくぐって来た道を帰って正解。
兜岩の岩場を慎重に下り、振り返ると御嶽山はもう雲に隠れてしまっていた。土曜日なので、たくさんの人たちとすれ違ったけど、もう御嶽山見えないよ〜。
11:00 分岐から三ノ谷ルートを下る。往きにはあった二ノ谷通行止めのトラロープは外されていた。つづら折りの樹林帯登山道が続く。新緑が目に優しい。
13:00 大山神神社の山の神、三ノ谷登山口(1050M)に着いて、未舗装の林道2kmを夏の日差しを受けて歩く。見上げる新緑の山々と青空が眩しい。
二ノ谷の涼しい渓谷を上り、三ノ谷の樹林帯を下る、いいコースだった。
13:40 ゲートを通過して、Pへ帰った。やはり車がドッと増えていた。
帰路、ナビを距離優先で選択すると、R17〜多治見〜名古屋〜名四〜名阪だった。そう、こちらの方が一直線。
R17ではのどかな鮎釣りを見ながら、多治見に入り、名古屋で一刻堂ラーメンさきがけ(780円)をいただくとニンニク入り?なぜかますます元気になり、順調に帰宅♪
山は早立ちが不可欠。なにもかもが余裕で行動できる。リスクも少ない。
日曜日は雨予報だったので、晴れの土曜日を選んだ。情報はネットからしっかりイメージトレーニングしているし、準備は完璧(のつもり)。
なにもかもが気持ちいい山行だった。
帰宅後、ある会友からメールあり。会独自の会友制度に問題があるのだが。
事故は絶対起こしてはならないから、ストレスのない、リスクの少ない山行をしていかなくてはいけない。そのために完璧な準備をしている。
「これでいいんだ」とつくづく実感できた山行だった。
鳥の声賑やかになり青葉風
●前夜発=名阪=中央恵那峡SA仮眠=中津川IC=R257=乙女渓谷キャンプ場P
★乙女渓谷キャンプ場P6:10…夫婦滝7:00…カモシカ渡り8:00…二ノ谷三ノ谷分岐9:00…10:00小秀山10:30…分岐11:00…山ノ神登山口13:00…乙女渓谷キャンプ場P13:40
●ETC休日3割引:名神八日市IC=中央中津川IC2670円
●ガソリン代3430円(@116円)
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