夏の風海より招き野坂岳

2015.7.12.

 3度目の正直!でやっと晴れの日に巡り会えた。
 今年の夏はエルニーニョ現象でややこしそう、週末ずっと雨の日が続いた。
 福井の山へ日帰りで行ける!を知ってから、目がこちらの方にばかり向いてしまったこと、また不便な小浜線粟野駅からなので日の長い時に行っておきたかった。
 JR西日本一日乗り放題関西1デイパス3600円+小浜線200円。青春18切符利用できればもっと格安なんだけど、チト利用期間外で…

 8:20 JR山科駅から、岩籠山と同じくT歳さんと乗り合わす。家庭環境の話に終止。まぁ、こうして口に出していくことでストレス発散?
 9:50 敦賀駅で50分の待ち合わせ。北陸新幹線開業に向け、駅舎はとてもきれいになっていて、セブンイレブンのセブンカフェととろりんシューで早くもデザート( ゚v^ )

単線の無人駅なり蝉しぐれ
 10:53 やっと小浜線に乗って2駅、JR粟野駅着。無人駅なので車掌さんが切符回収。以前はここから野坂岳が見えていたらしいが、今は雑木と高速道路に阻まれて見えない。
 11:00 もうお日様が真上に。ぐるっと回り込んで、いこいの森へガンガン照りつけているアスファルトの急坂を登る。

ずっしりと暑さ背負ひて登る道
 いこいの森はかなり大きなキャンプ場。道路はクネクネしているが、私たちは直登。
 登山口という大きな看板から、杉の植林に囲まれて整備された林道を行く。
「暑い〜(~Q~;)」
 とても荒れた沢に沿って、急登の杉林を登っていく。アツイ!アツイ!汗タラタラ!
 11:50 夏草に覆われ、トチノキ地蔵がヒョコン!

 敦賀の名水はもうなく、沢にはアルミのハシゴがかけられていた。
 スゴク立派な木が多く、とても歩きやすい登山道を行く。
 14:30 やっと一の岳。ここまで来ると展望開け、敦賀の街と敦賀湾、そして淡く西方ヶ岳が見える。スゥーと涼風渡る。冬は雪が多そう、木々がうねっている。ここにも祠の中に小さなお地蔵さんが夏草に隠れている。

悠々と夏ど真ん中歩いてく木漏れ日ゆれてブナ原生林
 13:05 二の岳からはブナ原生林の中、緑、緑、緑、全身に森林浴のマイナスイオン!ふぅっと深呼吸!メチャ気持ちいい!最高!

 13:30 三の岳とブナ原生林が続き、やがて避難小屋が見えた。避難小屋の中には野坂大権現が祀られていて、きれいな避難小屋になっている。

見るたびに富士かとぞ思う野坂山いつも絶やさぬ峰の白雪 平重盛

 重盛が詠んだように昔から「敦賀富士」とも称され、またこの山の頂上まで道を初めて開かれたのは弘法大師と言われている。

いつまでも眺めていたい日本海そよ風やさし頂上は夏
 13:30 野坂岳(913M)。360度の展望パノラマビュー!爽快感いっぱい!絶景!
 JR粟野駅は標高70Mだから、標高差843M、よく頑張った!
 方位盤は落雷?見事に壊れていた。見下ろす敦賀湾、左に西方ヶ岳↓。南に雲谷山、三国山、乗鞍岳、そして伊吹山と琵琶湖。東に岩籠山、その向こうは横山岳。そして北東ずっと向こうの雲の中ぼんやりは白山?

「エッ?もうこんな時間?」
 1時間も長居してしまった。ボケーッと周りの山々を見ながら、気が付けば1時間過ぎていた。JRは不便、1時間に1本、さっさと下ろう。
 コアジサイが一輪咲き、ブナ原生林の三の岳、二の岳、そして行者岩へも立ち寄って、一の岳。ここからまた蒸し暑さが戻ってきた。
 順調に急坂の杉林をジグザグに下り、沢沿いに出て、いこいの森キャンプ場の水場で汗を流す。スッキリした〜(*´Д`)
 15:50 照り返すアスファルト道を下り、JR粟野駅。16:19発の小浜線に乗れた。

「ワッ!立派!」
 帰りの小浜線の車窓から野坂岳全容が現れた。登りがいのある山だった。野坂岳は、西方ヶ岳、岩籠山とともに敦賀三山と呼ばれている。福井の山は立派な山が多い。

 16:29 敦賀駅着。モチロンお疲れさまのプシュ!
 湖西線今津駅で乗り換えて、京都駅18:51着。やはり岩籠山より2時間遅くなった。
 JRの乗り継ぎには苦労したけど、日帰りでここまで来れて、1000M近い山に登れて充実した一日だった。大いに満足!感謝!

(2015.8.30.記)

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