久しぶりの雪山!
初心者ではないので計画は簡単な概要メールのみ。我が会は自立した大人の会だから。。。
and yet、以前の装備表とにらめっこ。ビーコンもスコップもわかんも17年前のもの。あと何年雪山に登るか、登れるかわからないし、今ある装備の範囲で・・・
雪嶺を心の中に輝かせ
2月22日(土)晴れ
4時起き5時過ぎに家を出て、JR木津駅6:21発、新三田8:18着の直通に乗る。ピッケルもあり、たくさんの荷物を持って人混みの中をウロウロもイヤだし、駅の階段上り下りもないし。結果ずっと2時間熟睡だった。でも大雪になれば完全ギブアップだけど。
11:00 氷ノ山若桜(わかさ)スキー場からリフト2回500円に乗って1200Mまで。ピークひとつ超えるともう氷ノ山山頂が見えた!少し物足りない感じだけど、good!これがvery good!
13:40 三ノ丸展望所1400Mでは、今朝から登られていた山スキーの押谷さんたちに会う。ビールの差し入れいただき、Wonderful!
14:00 三ノ丸避難小屋1464Mは半分雪に埋もれている。青空に頂上が座している。明日も晴れ予報だけど、今日行きたい気持ちを抑えて・・・
雪洞泊の予定が、乾雪で少し整地してテント設営。
15:00 まだ明るいけど宴会開始。テントの中から暮れなずむ景色を満喫しながら、鍋を囲む優雅な時間。雪山でのこんな食事は何年ぶりかな?
17:40 少しアーベントロート、夕焼けが雪面をオレンジ色に染めてきれいなので、急いで手袋しないで外に出たが、アッという間に凍えてしまい、シャッター押す手がow!・・・ここは雪山!油断禁物!
2月23日(日)くもりのち晴れ
明るくなってゴソゴソ。おかしいな〜外は吹雪いている。やはり冬山だわ〜
9:00 少し風が収まった感じなので、テント撤収。やがてガスが晴れてきた。やはりね・・・
朝から登ってきている人たちのトレースあり。久しぶりの週末の晴れ日和ですもの。山スキーやボーダー背負っている人たちが多い。単純な山登りは私たちだけ・・・
西尾根は東尾根より樹氷が少ない。樹氷モンスターも可愛い様相。
ツボ足で歩いているので時々ゴソッとはまってしまう。スノーシューが歩きやすそうだけど、程よいしまり具合でツボ足でもそんなに苦労はなかった。
青空に光集めて雪の華
10:30 氷ノ山山頂1510Mでは、巨大なエビの尻尾もできていて、数日前の大寒波を思い返す。
最近は一年中異常気象で、よほどお天気に合わせないと山登りが難しくなってきた。やはり自然が相手ですもの、自然に逆らわず、お天道様のご機嫌のいい時に上手にお付き合いしたい。
やはり今日は抜群の登山日和になった。青空がグングン大きくなって、太陽がサンサンと眩しい。
アッ!こちらも油断禁物!サングラスとともに、日焼け止めクリームではなく、顔を紫外線から守るため先週のマラソンでいただいたBuffを纏い完全防備。
13:00 リフト終点まできて、スキー場の南側の端っこの木々の間を下る。ボーダーのシュワッという音が近くなると、こちらにぶつかってきそうでドキッとする。尻セードできるほどの斜面ではないけど、何回も滑落停止訓練しながらリフト下まで下山。14:00
14:30 若桜ゆはら温泉に寄り、新三田で初めての焼肉食べ放題!もう歩けないよ〜
気持ちもおなかも満腹で、直通JRに乗り2時間、ボォーと余韻に浸りながら帰宅。
来月の奥美濃合宿を目指しての山行で、ブランクも心配だったが、お天気も晴れ、気持ちも晴れ晴れできた有意義な雪山山行に感謝!
少し安心!少し自信!少しファイト!
三寒の四温の空にキックオフ
下山待つ真っ暗闇に白き雪 裕
もう真っ暗ですよ〜
たぶん二次会が盛り上がってしまったかも・・・
もう!フン!
コレがYMの宿命か!
めげるな!事務局!
二〇一四年一月二六日
∞ 編集後記 ∞
春3月!
木々が芽吹き、新しいスタートに胸弾ませる季節!
そう、大好きな季節だった。
2月、京都マラソンを走った時、スタートセレモニーで黙祷を捧げ、「3.11.忘れない」「今、私にできること」「一歩ずつ前へ」と書いたゼッケンをランナーそれぞれが身に付け、「絆」のワッペンを貼って走った。平和で安全で自由に走れることに感謝して・・・
でも今もあの時と同じ気持ちがよぎる。春遠し今できること。。。。。
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