10月5日(金)くもり
18:00 Sさんの呼びかけで少し早く家を出て、久しぶりの"野田る"に加わる。そういつものtkktで。大阪にはこのような店が多いんだ〜というより私が知らないだけ?
22:00 JR新三田集合。瀬戸大橋与島P.A.には午前過ぎに到着。
10月6日(土)くもり
与島の東屋はきれいで、今夜は羽毛を着なくても寒くなく、ゆっくり寝てしまった。
計画をショートカットして、石鎚スカイラインから一番短い番匠谷へ下るルートを選択。
スカイラインをグルグルくねって高度を上げてくれるのはありがたいが、気分悪く、もうダメという寸前に、やっとスカイラインの御来光の滝展望台へ着いた。
「どこへ行くけん?」
地元のおじさんが下降路入り口のカーブミラーあるところまで案内してくれる。
10:10 雑木の中にわかりにくく標識があるが、下降の道はしっかりついていた。
300m以上ガンガン下り、谷底の谷底へたどりついた。見上げると曇り空がスゴク高くなった。(850M)
11:00 10月の沢は初めてで冷たいかと心配だったが、四国であるためか、冷たいという感触はなかった。ホッ!
すぐ面河渓と合流し、七つ釜に出会う。深緑色の釜が美しく神秘的に滞っている。
美しいナメを歩いてゆく。なんともいえない緑色の濃淡、また光の反射によって万華鏡のように変化する水面が独創的でもある。
また岩の侵食も独特で、滑らかな侵食の景色が眼前に広がり、足元の岩はモノトーンのヒョウ柄模様。上越のナメとは異なった明るくて暖かい雰囲気がある。
5人なのでとてもスピディに進み、右からの沢の合流あたり、魚止めの滝を過ぎると、木々の間から御来光の滝が見えてきた。
滝の落ち口まで行けるはずなので、右岸を巻いて巻いて・・・
13:30 やっと御来光の滝全景が現れた。豪快そのもの!スッキリしてりっぱ!
また右岸を巻いて巻いて、滝の上に出た。(1400M)
14:00 そこから左岸へ渡り、ヤブコギが始まった。40度位の斜面を攀じ登る。
1時間後、沢靴から登山靴に履き替えると、かなりスムーズに足が運ぶようになった。やはり全然違うわ。
雑木から短い笹ヤブを越えると、やっとパッと視界が開けた。
稜線の 石鎚山へ 秋夕焼
16:00 「ウワァ〜!」首を精一杯上げて見上げると、石鎚山の南尖峰のコルが曇り空の中、少し紅葉を染めて遥かに望める。
一滴二滴ポツポツ。天候が少し怪しくなってきた。少し濡れている急斜面のルンゼの岩稜を攀じ登り、またまた笹藪を持ちまくりで攀じ登る。だんだん笹が低くなり、やっと稜線へ出た。雨はどうにか留まっていてくれる。
夕霧に 連山浮かぶ シルエット
17:20 かすかな夕日が遠山を映している。少しだけ紅く染めている木々がグレーの空色に映えて引き立っている。
振り返ると、谷底のどん底から這い上がってきたという感覚に襲われる。
水分補給、栄養補給だけの休憩をして、稜線を行く。
途中一ヶ所だけ今日初めてロープを出し確保をとり岩登り。白い岩稜を慣れてきた猫目を大きく見開いて進む。でもやはり途中でヘッドランプをつけた。
18:00 天狗岩(1982M)ではもう真っ暗だった。
石鎚神社の持ちにくい大きな鎖が掛かっている岩を攀じ登ると、頂上山荘。
18:20 山荘の灯りがとても暖かだったが、グッと堪えて、下山。
お参りの登山者のため鉄の階段はとても頑丈に整備されているので、ヘッドランプだけの真っ暗でも安心。でも、一般登山道に入って、ちょっと町の灯りに目を移しフッと気を抜くとベタッとこけてしまった。「なんでこけるのよ〜」
だんだんと 近づく燈火 親しめり
国民宿舎と土小屋ロッジの灯りが見え始めると、気分が安らぐ。
20:00 土小屋から車道を展望台駐車場まで4km歩く。
「まだ〜まだ〜」とブツブツ言いながら。
20:50 やっとやっと駐車場に帰る。今夜の宿を探しにスカイラインを下ったが、面河渓スカイライン入り口ゲートはしっかり閉鎖されていた。7:00〜18:00は閉鎖だって。
仕方ないので、ここの屋根の下をお借りしてビバーグ。
とうとうゲートの縁石でビバーグという初めての経験をするハメになった。標高は低くなっているので寒くなく、むしろ快適ビバーグだった。
丸一日歩き通した秋合宿が終わった。秋の長い一日が終わっていった。
10月7日(日)晴れ
スカイラインを登ろうという車が行列を作り出した。係員さんが6時に来てくれてこちらだけ開けてくれた。
観光の面河渓散策。やはり足が筋肉痛でひっこひっこしている。
それから四国カルストで放牧を見て、イマイチの牧場の牛乳をいただき、四万十川沈下橋へ寄って、帰りもせず、またまた例のお気に入りのキャンプ場へ。
10月8日(月・祝)快晴
この三連休、一日目が一番曇っていたなぁ〜
高知から淡路島せんべいの里へ寄り道して無事帰ってきました。車の中ではずっと熟睡していたような記憶・・・安全運転に感謝です。
風に乗り 風を見てゐる 赤とんぼ
YMCC合宿と名がつけばどこでも行きます!なんて言ってしまったけど、やはり会員4名は寂しいな〜 自由が取柄のYMCCでも・・・
これまでも幾度か合宿があったが、いつも10人前後は集まっていた。時代背景も人も変わってしまったから比較はできないが、今は今なりにやっていくしかないし、背伸びすることもない。マイペースだよね!
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