乗鞍の 雪壁仰ぎ 天空へ

乗鞍天空30kmマラソン
2012.6.23.〜24.

6月23日(土)
 膝の調子に関して、ごまかしながらも今まで程気にしなくてもよくなった感じなので、この往きは上りばかり、復路は下りばかり、そして30kmというハーフでもなく、フルでもない、中途半端なよくわからない距離のマラソンにエントリーしたのだが・・・
 昨年までのメンバーはそれぞれ事情発生して、走るのは私一人・・・
 同じくエントリーしたけど走らないO串夫妻の車に厚かましくちゃっかり便乗させていただき、ありがたく参加できることになった。
 そして今週末はなんとピッタシカンカン!それまでの豪雨が嘘のような梅雨の晴れ間!に恵まれた。

 9:00 近鉄八木駅から、15:00頃乗鞍へ到着した。
 受付を終えると、噂の露天風呂せせらぎの湯にて、記念撮影!

 今日は民宿msz荘泊まり。だんだん優雅に?軟弱に?楽な方向に向いている。7800円だったらお天気ややこしいこの時期はこちらの方がいいな〜

 民宿の食堂はランナーばかり。まさにランナーです!という感じの超スマートな色黒い女性2人グループや20代位の若いグループもいる。みんな私より年下だろうな〜
 それでも1800人参加のうち、女性は400人ほどだから、この宿もそんな割合。こういう団体の雰囲気、この食堂の雰囲気に何十年ぶりかに遭遇し、一瞬時間が止まった。

6月24日(日)快晴
 高原散歩されるO串夫妻と共に、民宿から歩いて会場へ行く。
 開会式のホルン演奏を聴き、地元DJの楽しいおしゃべりが1分前まで続く。7回目にして初めて好天に恵まれたとのDJ。

 8:00 乗鞍観光センタースタート。最初から当然のことながら上りばかりが続く。
 三本滝5kmまではk8分。乗鞍高原スキー場が目の前↓。

 それから10kmまでk9分。
 それからはもうk10分以上。前へ進む足取りが鈍い。
 位ヶ原小屋2000Mでは塩羊羹をいただく。ヘアピンカーブのカーブのところは特に急坂で歩いても同じ。カーブを過ぎてストレートになって少し走る。そんな繰り返し。私の回りでは誰も走っていない。

 「しまなみ走ってきたよ」「こんないい天気初めて」「今年は人が多い」「もうすぐ雪壁だよ」「ここいいね、写真とりましょか?」
といろいろ話しながら走ったり歩いたり・・・なんて優雅なマラソン大会かしら〜こんな調子だから、高度2800Mの空気の薄さは全く感じなかった。
 北アルプス槍ヶ岳も見渡せるほどの快晴。

雪渓を 抱く山並み ホルスタイン

 雪壁にきて、写真撮りまくり、撮り合いっこした。みんなスマフォ、デジカメは私だけだった。このマラソンも最初で最後かもしれない。
 青空をバックにちょうど山頂へ連なる残雪を抱える稜線が雪壁の向こうに浮かぶ。ましてこんな快晴の日は二度とないかもしれない。

 11:00 折り返しの肩の小屋。17km3時間もかかってしまった。用意してくれていたおにぎりはもう干乾びて硬くなっているし、豚汁とお漬物をいただく。ポカリももうなかった。
 復路はもちろん下りばかり。タイムより膝に無理がかからないようにブレーキを注意深くかける。勢いのまま走るとブレーキがかからなくなると聞いた。まぁ、そんなことはこのマイペースでは心配要らないが。

 標高下がり、雪壁もなくなり、白から緑の高原風景に変わっていく。色とりどりの高山植物も下りの方がよく目に入ってくる。

 ひんやりしていた風がだんだん暑くなり、スキーリフトが見えてくると、三本滝レストハウスがゴール!
 5:24:30 先日のフルより時間かかってしまった〜
 山関係の色黒スタッフが多いようで、パフォーマンス大きくド派手にスゴイ声援で向かい入れてくれた。

「普通に歩けてる・・・」
 頑張って走ってないことがバレバレ。エイドもたくさんもらったし、喉も特に渇いていない。もうちょっと頑張らなければねぇ・・・と少し反省。

 msz荘に戻り、白濁の湯で汗を流す。
 好天の乗鞍を後にして、順調にO串車にお世話になり、無事帰ってまいりました。ギリギリセーフで経験できた楽しいマラソンでした。幸運に感謝!

(2012.6.30.記)

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