炎天下 オリーブマラソン カンソウス

初級夏山登山学校・小豆島
2012.5.25.〜27.

5月25日(金)くもり
 18:30 先月のお返しをしなければと、頑張って1本早い電車に乗り、集合のJR甲子園口へ。
 20:00 姫路港着。素早くY田君が用意してくれたビールサーバーをセットし、チャチャッと陸上部テントを設営して、エッヘン!「ヘヘヘッお先に〜」の写メールを送るこの心地良さ!まぁ〜たまにはね!

5月26日(土)くもり
 6:15 フェリーで福田港へ。
 9:00 久しぶりの拇嶽!受講生とマンツーマンで歩く。亜熱帯樹林の中は蒸し風呂状態。熱中症対策実技なのだから・・・
 登攀取り付きを左に見て、拇嶽へ。蓬莱峡の復習を兼ねながら、久しぶりの拇嶽は相変わらず毅然と、そしてすがすがしく迎えてくれた。

島々に 風の癖あり 瀬戸薄暑

 帰路、懸垂下降の練習では4人で30分を要した。今年は人数が多いからスムーズに行うことが肝要となる。
 13:00 順調に下山し、いつものスーパーへ買出し後、吉田のキャンプ場で久々雨が降ることのない安心しての芝生の上での宴会。

 みんな食事の量が減ってきた。こんなにガクンと減るものかな〜と感じる。朝森水産の鯛もあったから、蛸2匹も結局1匹はキャンプ場の管理人さんへお裾分け。変わらない食材に頬がとろけそう。
 満天の星空!明日は晴れ!

5月27日(日)晴れ 28℃
 6:00 うどんとコーヒーとバナナ〜お決まりの朝食を終え、駐車場がいっぱいになると困るので、早々坂出へ向かう。
 7:00 こんなに早く着いてなにするの? 久しぶり海岸沿いの散歩へ。

 9:40 スタートラインに立つも、やはりトイレへ行きたくなり、間に合わないかもしれないけど、長い行列に並んでいると、イラチ大阪人は仕分けにかかる。
「このトイレ3つは私たちの分なので、素早くお願いします、ドアが開いたらサッと入ってください」
「間に合わなかったら、それでもいいの・・・」
と言っても、一度だけじゃなく、何度も何度も言いに行ってくれる。
 10kmエントリーは15分遅れのスタートなので、結局譲っていただいて、2分前に仲間たちと同じスタートラインに立つことができた。

 10:00 スタート。スゴイ人!今までこんなに多くなかった! イライラしながらも、周りに釣られて走る。
 醤油の香りを過ぎて、まもなく折り返してくるランナーに出会う。みんな速い!校長メチャ速い!私でもk5分ちょっとのペースなのに・・・

緑陰を 探して走る ヘボランナー
 第1折り返しを過ぎると、暑さがまとも・・・それからは全部給水した。ホースでシャワーしてくれているのも初めて浴びた。これからはとにかく陰を探して走ることになる。
 また醤油の香りをくぐって、海沿いへ。
 今までは海からの風も気持ちよかったけど、今日は蒸し風呂の風・・・ムゥ〜

汗の香と 醤油の香と 磯の香と
 今までは水を含んだスポンジなんて使うこともなかったけど、今日は違う。首筋に当てながら走る。前を走るランナーがスポンジをシャツの背中に挟んで走っているので、私も真似してみる。いい感じ〜だけどチョットの間だけ。
 二十四の瞳映画村の第2折り返しを過ぎる頃は、もう炎天下のクラクラ状態! 次の水、次の水は?と思いながら、キチンと給水しないと、かなりヤバイ!脳にくる!
 こんな暑い日に初めて走る受講生たちは大丈夫だろうか・・・しんどかったら無理したらダメよってアドバイスしなかったな・・・

 12:00 正午のサイレンがまたホテルへのこの最後の上り坂で鳴る。また今年も2時間切れなかったなぁ・・・
 2時間7分44秒。
 大粒の汗がドドドッと噴き出す。目に入ると痛いので顔を振って、眩しく暑い太陽を見上げながら駐車場へ帰った。
 全員完走!素晴らしい!ホントに熱中症対策実技!
 太陽サンサン、堤防に腰掛けて、食欲ないけどお弁当を少しだけかじり、福田港へ。

 15:30 フェリーの中も人いっぱいだった。一時のマラソンブームなら早く過ぎ去ってくれることを願う。

薫風や マラソンブーム 悲喜こもごも

(2012.6.20.記)

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