オリーブの 初心に還る 南風の波

寒霞渓とオリーブマラソン
2011.5.20.〜22.

5月21日(土)晴れ
 昨夜はJR甲子園口集合からピカピカジプちゃんで姫路港へ。
 7:15 福田港へフェリーで向かう。やはり人は少ない。
 8:55 吉田キャンプ場へ寄って、寒霞渓の石門登山口へ。
 10:00 裏8景の裏遊歩道を登る。小豆島88ヶ所の札所、石門洞にお参り。大きな磨崖仏!りっぱ!

青空を 塗りつぶすかに 山若葉
 新緑のモミジが生き生きして、太陽にキラキラ眩しい。秋は紅葉がきれいだろうな〜今までマラソン中心だったけど、秋は紅葉ハイクも欲張りたいな〜

 11:30 100m4分のペースで、順調にロープウェイ頂上広場から三笠山(671M)。
 猿の集団に出くわす。20匹ほど一本の木に集まって、こちらを見ながらゆらゆら揺すっている。足早に通り過ぎる。
 マムシ草↓がいっぱい。
 12:20 視界の広がりとともに、お堂のある星ヶ城山↓(810M)。

一望の 瀬戸の島々 風五月
 14:00 表遊歩道のジグザグ道を下る。

 表12景のひとつ、錦屏風↓を見上げながら、予定通り下山。日本三大渓谷美と言われる寒霞渓(神懸山)だった。

 吉田キャンプ場にて、買出し組と合流。まもなくフリークライミング組も帰ってきて、総勢16名。今年は受講生が4名と少ないので、ほんわか。
 朝森水産のタコはいつもりっぱ。
 このキャンプ場は温泉もあって、贅沢なバージョンに慣れてしまったなぁ〜

5月22日(日)雨のちくもり
 8年ぶりにこのスタートラインに立つ。なんだかとても時間がかかった。でもあの時と同じいつもの仲間と立っている。
「雨の日はゴミ袋に穴を開けてかぶるんや〜」と最初はエエッ!と驚いたことも今は当然のように、ゴミ袋をかぶっている。この雨の日に、女装やコックの変装仲間もいるのだから。

 10:00 スタート。雨は激しい。でも空は明るいので小止みになるかな〜
 距離表示がないので、ペースがわからない。
 第一折り返し点まで仲間と前後しながら走る。でも遅い感じがして、スピードアップ。やがて10km走っている仲間とすれ違う。醤油蔵へ帰ってきて、海岸沿いに出る。
 11:10 あと10km表示。やはりゆっくりペースだった。けど、スムーズにスピードアップできない。連休後、体調崩したせいもあるのか、46kg22%28歳なのに身体が動かない。暑くなってきてゴミ袋をスタッフに処分してもらう。二十四の瞳映画村で第二折り返し地点。
 ここは水と水を含ませたスポンジしかない。これが普通と思っていた頃もあった。給水なんてとる余裕もなかった頃もあった。私も変わった。

 2時間08分31秒。スタート地点まで2分かかったので−2分。
 完走証をいただいて、ソーメン何杯もいただいて、車に帰る。あわただしく強引に車の列に割り込んで、フェリー乗り場へ。早かった10km参加者にチケット手配してもらって。

 13:35 さんふらわあで大阪南港へ。温泉で汗を流し、甲板は寒く、室内で乾杯する。これからまた恒例となっていくこのマラソンが終わっていった。いろいろあって、またここへ帰ってきた思いだった。

変わりしこと 恐れてならず 夏来る
 当然のことながら、どこへ行っていてもあの震災のことが頭の中にある。ここ中部電力管内も浜岡原発全面停止となったので、節電の夏になる。今まで当たり前だったことが当たり前でなくなっている。明日という日もわからない。だから今日一日一日を大事にしていくことを思い知らされている。

 この小豆島独特の雰囲気は、初めて参加した頃と何も変わっていなかった。自分ひとりがあれこれ小さなことにこだわっていたような気がする。でも決して身体無理せず、私なりに普通に、でもほんの少しだけ頑張って、またやさしい香りに囲まれる、この初心に帰れるマラソンを走っていきたい。

古傷の ひとつやふたつ 青嵐

(2011.5.25.記)

home