梅雨空に あふれる飛沫 万ヶ谷

初級登山学校・播州万ヶ谷〜阿舎利山
2010.6.20.

6月20日(日)
 全国的に雨予報の中、なぜかここだけはくもり予報。最近の気象予報を信じて、いつも国道からの見学だけだったソーメン滝の万ヶ谷へ行くことになった。
 前夜、兵庫県宍粟市波賀道の駅に集合して、早朝R29を北上して、ゲートボール広場の駐車場にパーキング。

 8:00 ソーメン滝の水量はやはり少し多くウドン滝になっていたが、雨続きなのでこのぐらいは・・・薄暗い沢を遡行してゆく。苔も多い。でも今年初の沢っていう感じはなぜかなかった。いつもはその年初めての沢はもっとドギマギしていたのに、久しぶりでウキウキしてしまった。
 8:30 右に折れるところで三段50Mの大滝。やはり水量多い感じ。ルート図では右を巻くとあったが、M本コーチはその右側水際のカンテを登攀。苔が多いが、ホールドはしっかりしていて、楽しい登ることができた。↓

 それからも小滝が次々現れ、そして10Mの末広がりの滝は左水際を登る。↑
 水量は相変わらず多いので、意を決してのジャンプは勇気がいる。蔦を掴んでのジャンプも私は大丈夫と言い聞かせて、いつも「エイ!ヤッ!」と飛ぶ。

 10:30 最後、20Mの滝→は右岸に渡って、尾根を巻いて登る。それからはゆるくなった流れを歩いていくと、猪ネットが現れ、ブルドーザーとともに幅広い土色一面の気味悪い林道が出てきて、エッ?この道は何?どこからきてどこへいくの?
 その林道からまた沢に戻り、また山道に。ここで阿舎利山頂上へ行くか?行かないか?決めようというその時、さっきまでの小雨が止んでしまった。仕方ないなぁ〜と杉林の中をグネグネ登って阿舎利山へ。ムシムシして汗がほとばしるけど、ブツブツ言いながらもみんなについていく。

 13:30 阿舎利山(1087M)頂上。小雨でガスっているが、すがすがしい広葉樹林の中、空気はおいしい。雨が本格的にならないうちに下山。杉林のフカフカした絨毯だから、快適に下りられる。膝が心配でストック持ってきたけど、今日は心配ない感じ。

 ガンガン下ってゆくと、下方に金色に輝く地面が見える。もしかして、さっきの林道?その通り。個人所有の山だからなんでもあり・・・この気味悪い林道に出た途端、雷が鳴りだし、雨が雨具にビシバシ打ち付けてきた。

界雷や ただひたすらに 歩くのみ

 先ほどの猪ネットに戻る。沢はもうすでに濁流と化していた。二人ずつ肩を組んで渡る。暫く、沢沿いを歩き、やがて北側の尾根道から、日ノ原集落に下山した。(16:00)
 帰りにまた国道沿いからソーメン滝を覗くと、もうホウトウ滝?の濁流になっていた。とてもラッキーな沢遡行であった。

 とっても中身の濃い充実した初級登山学校実技一回目であった。今年は受講生が少ないので、時間的余裕もあり、同時に心の余裕も影響している。奥飛騨沢上谷からの転進だったが、満点満足の一日になった。

(2010.6.30.記)

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