5月25日(金)
20:30 車or電車とM本リーダーが考慮されたが、森之宮のいつものところに集合。今回はN川ご夫妻、I信先生、I田さん、そしてM本リーダー、T関さんとM君で、私はT関車に乗せていただき、M君のピコピコBGMを聞きながら、姫路港のいつもの神社へ。
22:40
暫くして、K原校長率いる初級登山学校の方々も集まり、今回は賑やかな小豆島行きとなる。でも、ここは神社だから宴は粛々と。
5月26日(土)
起床6:00のはずが5:00頃からカンカン、バタバタ。いつものパターン。
7:15 フェリーの中ではぐっすり熟睡してしまった。
8:55 福田港から拇岳へ。N川さんやI信先生、T関さんは初級コーチで千羽ヶ岳登山へ。私は無線の確認をして、M本さんとK田さんお薦めの西壁カンテルートへ。
9:50 昨日までの雨のせいか、今日はすごく蒸し暑い。汗が顔にもうボトボト。
10:20 西壁カンテの取り付きらしきところへ来て、good timing でアドバイザーからの無線が入る。「ボルトがあって、すぐ上にハングがあるところ」
M本さんはアブミで足を頭の上にあげて、いつものように登っていかれる。が、「ここは違う」とおっしゃって、下りてこられた。
少し戻ったところから、再度登っていかれる。
1P 「ここ、ここ。すっきりしていて、気持ちいいよ」
ビレイしている私のところからは、木々の葉っぱで隠れて全く見えない。それに、薮蚊がいっぱい身体にまとわりついてきて・・・(長袖でジャージだから大丈夫と思っていたのに、次の日、足にいっぱい刺されていたのだ)
苔があって少々おっかないが、すぐアブミで、そして右へとアブミのトラバースして登っていく。お日様の当たるところに出て、それだけで気持ちイイヨ!!!
2P 「次、リードする?」とM本さんに聞かれる。
「エッ・・・」と思いながら、行ってみたいけど、ハングが覆い被さっているのが見える。グチグチ迷いに迷って、「孫の手も持っているし、行ってみます!!!」
アブミのリードも暫くしていないから、一つひとつのことを考えながら、確認しながらしているので、時間がかかる。でも、今は日も長いし、"落ち着いて、落ち着いて"と自分に言い聞かせながら慎重に登る。
1ヶ所孫の手のお世話になり、ハング下まで来た。やっぱり不安だったので、ここで切らせてもらう。
3P M本さんはいとも簡単にハングを乗っ越す。
脆く剥がれそうな岩を登っていく。T関さんからの無線が何度も入る。
「危ういところでしたら応答はいりません」
「そう、そのとおり、それどころじゃないのよ」でも、心強く感じる無線の音波。
最後アブミを回収するのに苦労する。
4P 大テラスに着いて、ラスト、V級ルートを登らせてもらう。アブミから全くピンのないルートへと続くので、M本さんに「木でもなんでもいいからランニングとって」とアドバイスいただく。
ビレイをしていると、K原さんがひょこっと顔を覗かせた。
14:30 すごいルートを登らせていただき、もう、カ・ン・ゲ・キ!!!
15:00 滑りやすくなっている下降路をズルズル下る。野苺を少し観賞。
15:30 下りの遅い私を皆が待っていてくれて、飲み物も用意していてくれて、そして車に乗せていただいた。お世話になりっぱなしで本当にありがとうございます。まだ、トライアスロンの一つ目が終わったばかりなのに、もうこれで十分という気持ちになってしまった。
明日マラソンが行なわれる内海町へ。それぞれの道を楽しむ参加者が15名に膨れて、2度の買い出しに出かける。私は時計の電池が切れてしまって、時計屋さんに飛び込み、一番安い1500円のデジタル時計を買う。時計屋さんも私のような参加者に激励してくれる。この街は気候と同じで暖かい。
おなかペコペコで帰ってきたら、食事ができていて早速よばれる。山に登らせていただいて、車に乗せていただいて、旬の美味しいものを作っていただいて、いつになくごきげん200%に陥ってしまった。
やがて夕闇が迫り、T関さんのギターを囲んで、初級の方々も交えてほんわかな歌声が響きあっていた。
5月27日(日)
夜半から雨が降り出し、「イヤだなぁ・・・まぁなるようになるさ」と思いながら、眠ってしまったようだ。
いつものようにオープンサンドをいただき、準備の間に雨が上がってくれた。ゼッケンのない人も欠場する人のゼッケンで走ることになり、ますます賑やかになりそうだ。こんな曇り空でも日焼け止めをしっかり塗る。
10:00 N川さんと一緒にスルスルと前の方へ行く。スターター増田明美さんに送られて出発。2kgのダイエットのせいか、身体がすごく軽い。第1折返点で22分。抑えなければ・・・と思っても、走ってしまう。
海岸沿いに出ると、波の音と共に海風が気持ちいい。両手広げて深呼吸しながら走る。
第2折返点まで来ると、左足がつってきた。あーあ、やっぱり・・・最後まで走られるかな・・・と心配になってきた。今までこんなことなかったのに・・・ ずっと前にS藤三枝子さんが見えて、目標ができて励みになる。
なんとか2時間切ってゴールできた。練習した成果が出るから嬉しい。もう少しペース配分を考えて走るようにしよう。給水所以外は初めて歩かずに走れたこともよかったと思っておこう。
フラフラとテンバに帰って、ストレッチしながらトライアスロンを終えたという余韻に浸る。
再度買い出しに行って、"さんふらわあ"に乗る。オオダコ、サバ、イダのお刺身をよばれて、神戸の港、そしてJR天王寺駅へ。それからは、階段よりエスカレーターを探しながら家路についたのでした。
薫風も いつものようにと 目を細め
いつのまにか、"いつものように"という言葉にうなずいている。もうそれだけの年月が経ったのだろうかと思う。
最初は走るのなんて、走るのだけは、しんどいから絶対イヤだと思っていたのに、今回はこの走るために、この2ヶ月間菜食主義にはまっていた。マイケル・ジャクソンだって菜食主義であれだけ踊れるのだから・・・と。
恒例のこの行事があってよかった。初級登山学校の方々、釣り人、マラソン1点集中の人、それぞれの道を楽しむ人が集まった素晴らしい小豆島だった。
フェミニストの大阪労山、YMCCへ感謝、感謝です。
今回の費用 交通費 8,500円
食費 3,000円 でした。
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